健康と美容の最新療法
ホルミシス効果
ラドン吸入について
●ラドン吸入器とは?
わざわざラジウム温泉まで行かなくても、くつろぎながら好きな時に同じ効果=ホルミシス効果を体感できるように、吸入器として開発しました。
●美容にも効果的ですか?
シミ・シワ・たるみ・肌の弾力がなくなる等の症状は、すべて過剰な活性酸素が原因になります。
低線量放射線ホルミシスは、活性酸素を低減させ病気に効果があるだけでなく、アンチエイジングにおいても非常に有効です。
シミ・シワや肌のたるみだけでなく、肌荒れや抜け毛、ツヤも変わってきた、との体験談も多いです。
●ラドン吸入器の、1日の使用時間目安は?
1日1時間が基本的なご使用時間になります。
30分などそれ以下では効果がないという訳ではありませんので、定期的にご使用いただくことが大切です。ラドンの半減期は3.8日のため、毎日使えない場合でも、2~3日に1回はご使用いただくことをおススメしております。
●副作用は?
基本的に副作用はありませんし、老若男女すべての人が吸ってもらって問題ありません。
あえていえば、病気で治療中の方や、高熱があったり、嘔吐などあきらかに体調が悪い時には、決して無理をしないようにしてください。
●ホルミシス(Hormesis)とは?
ある物質が「高濃度・大量では有害であるのに、低濃度・微量では逆に有益な作用を果たす現象」のことで、ギリシャ語の「hormaein」(=活性化、興奮させる、刺激する)を語源としています。
例えば、ホルモンもビタミンも塩分も、少しの量で人間の体にとって必要な働きをしますが、大量に摂り過ぎてしまうと逆効果になります。
●低線量放射線ホルミシスとは?
放射線も大量に浴びれば有害ですが、低線量の放射線には有益なホルミシス作用があることがわかり、1982年米国ミズリー大学のトーマス・D・ラッキー博士によって初めて発表されました。(米国保健物理学会誌 health physics)
そもそものきっかけとなったのは、宇宙飛行士が帰還した時に身体にどのような影響、違いがあるのか、というNASAからの依頼でした。約10年様々な調査、研究や実験の結果は、当時の常識を覆す衝撃的なものでした。
博士は、「宇宙飛行士が浴びる地上の100倍もの線量の放射線は、人体にとって危険どころか、むしろ有益である」「放射線には、有益なものから有害なものに変わる限界線量(しきい値)がある」と結論づけたのです。
今では国内外で様々な実験を経て、研究論文や発表は3000を超え、低線量放射線ホルミシスの効果が実証され、実際の医療現場においても利用されるようになってきました。今後、人での臨床データ集積へ更に期待が集まっております。
●どんな効果が期待できますか?
有益な作用は様々ありますが、分かりやすく主なポイントを4つあげると、
①活性酸素処理能力が高まる
②DNA修復能力が高まる
③がん抑制遺伝子(p53)が活性化する
④免疫システムを活性化する になります。(出典:放射線ホルミシスで健康長寿)
●ラドン、ラジウムとは?
現在の地球上に存在している天然元素のうち、大量に存在しているウラン238が、エネルギーを放出しながら崩壊してできる物質がラジウムです。
ラジウムの半減期は約1600年で、崩壊しながらラドンを半永久的に放出しています。
ラドンは、天然に存在する唯一のアルファ線を放出する気体、無色・無臭のガスです。
体の中に吸い込んだラドンは、肺から血液中に溶け込んで吸収され、全身に拡がります。脂肪によく溶ける性質があるため、脂肪組織あるいは血行のよい脂質に富む器官に到達し、内分泌腺、神経線維などに吸収される傾向があります。体内に取り込まれたラドンは、40分で半分が消え、約3時間でほとんど排出されますが、その間にアルファ線が電離作用を引き起こすことによって、細胞に大きなエネルギーを照射し、患部の生物活性を刺激します。
ラドンの半減期は3.825日ですが、アルファ線の効果は、数日間は期待できます。
トロン(220Rn)だと、半減期は54.5秒とラドンよりもずっと短く、効果は3分程度です。
●ラジウム温泉、ラドン温泉とは?
ラジウム温泉やラドン温泉などは、『放射能泉』とよばれています。
昔から「難病を治す」や「がんに効く」「万病の湯」などとよばれ、湯治客が多く集まっています。
・ラジウム温泉…ラジウムが、1億分の1g/ℓ以上含まれるもの
・ラドン温泉…ラドンの濃度が、74ベクレル/ℓ以上のもの をいいます。
しかし、どちらにも必ずラドンが溶け込んでおり、効能において重要なのも“ラドン”です。
●有名なラドン温泉とは?
日本では昔から秋田県の玉川温泉や鳥取県の三朝温泉が有名ですが、その他にも山梨の増富温泉、北海道の二股温泉、山形の飯豊温泉、愛知の猿投温泉、鹿児島の猿ヶ城温泉など、全国各地にあります。
海外にも、放射線ホルミシスの「世界の殿堂」といわれる、オーストリア共和国のバドガスタイン(オーストリアとドイツの医療保険が適用)や、チェコ共和国、アメリカのモンタナ州などにもあります。
●北投石とは
世界でも2か所(台湾の北投温泉と日本の秋田県玉川温泉)からしか産出しない硫酸塩鉱物が石化した物で、普通の石の1,000倍~10,000倍の放射線を放出しています。こぶし大の大きさになるには500~600年が必要と考えられています。
低線量放射線を放出するラジウムのホルミシス効果に加え、遠赤外線、マイナスイオンなど健康増進に非常に役立つ多くの効果を持っています。玉川温泉の北投石は、昭和27年に特別天然記念物に指定されています。